バイク購入に至るまで 【前編】
乗換える?増車する?
オフ車の購入を考えた時にまず考えたのが、乗換えるか増車するか。
乗換えるのであれば今乗っている『ZX-14R』を下取りに出して、奥様のバイクと一緒にツーリングに出られる性能を持つもの。
増車であれば、車検免除やファミリーバイク特約の恩恵を得られる原付二種以下のもの。
この二つ事案を想定してバイク選びを始めました。
乗換えパターン
自分の住んでいるのは北海道の片田舎。必然的にツーリングに出ると割と簡単に100km以上の移動になり、巡航速度も割りと高めです。
そこそこの速度で走れてなおかつオフロードも走れるを想定したときに、挙がってきたのが『ハスクバーナ 701ENDURO』これならサイドケースもつけて釣りやトイドローンを積んで遊びに行けるし、高速巡航も出来てオフロードも走れる!!
見た目も自分好みで、実際ディーラーにも見に行ってかなり本気で考えていました。
ただここで想定外だったのが逆車のオンロードは下取りしないから、自分で売ってから買いに来てとのスタッフの言葉でした。
通常バイクを乗換えるときはバイクを他のショップで売るより、購入店で下取りに出す方が総費用的に好条件になると思います。今まで自分も下取りに出す形で逆車を2台乗換えてきましたが、まさかの封じ手。
通常のバイク屋さんではなく専門ディーラーになるとそうなるのかなと考えましたが、実際問題として買取と購入する店が別なのは住んでいるところとの距離(往復600km程)もあり手間も考えるとなかなか厳しい、そこで当初は乗換え案に重きを置いていたのですが、増車案も真剣に考える事になりました。
増車パターン
条件は125cc以下で乗れるオフロードバイク。
しかし、調べ始めてみると色々厳しい現実が待っていました。
オフロードは正直詳しく無かったので排ガス規制で車種が減っている位はは知っていたのですが、実際に現在販売している車種を調べると公道を走れる国産オフロードが無いという現実(2018年4月頃)
250ccまで拡げてみても『ホンダ CRF250L』しか残っていない!!
数年前から各車種販売終了している影響もあり中古の在庫も激減していました。自分の住んでいる地域のバイク屋さんでは中古の在庫すらない状態。
じゃあ、新車で購入できるのはと探していたら、引っかかってきたのが今年発売になった『アプリリア RX125』。
フルサイズのオフロードで水冷単気筒DOHC・ABS標準装備、樹脂製ながらアンダーガードも付いてくる。
これでお値段がなんと税込398,000円とお買得価格。
見た目もイタリアンデザインで格好も良い、外車という抵抗感は車で散々苦労しているので今更気にはなりませんでした。
ほぼこれに決めた状態で情報収集をしていくと、エンジンがRS125譲りの高回転型でリアスプロケットの丁数(69丁)で稼ぐタイプ。あとかなり人気が有るらしく納期がかなりかかる。
初心者なのでエンジン特性はちょっと気になる程度だったのですが問題は納期、実は自分がオフロードを始めたいと思った『置戸エンデューロ』というレースに出場したいということもありレース開催が10月であることを考えると、問い合わせた納期だと練習時間も無くほぼぶっつけ本番になりそうなのが懸念材料でした。
両案ともそれぞれ懸念材料があり、再度両案で進めたときにどうなるか深く調べて考える事にしました。