バイク購入に至るまで 【後編】

懐具合と現実と

購入時の為に考えていた予算は車体価格で約40万円。

それに購入時諸費用・エンデューロ走行に必要な装備を加えての総予算は50万位と計画していました。

この時点で軽量ハイパワーな外車バイクは中古でも難しい、国産に目を向けるとセロー辺りは225・250を含めて結構ありました。一時はセローに傾きかけたのですが見つけてしまったのが『BETA RR4T125(空冷)』

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 車両本体価格 416,680 円(税込)

車両重量が101kgと軽量で、エンジンは信頼のヤマハ製(TT-R125と同エンジン)。

外車で心配なのは部品供給なのですが、調べてみるとBETAはその辺りもしっかりしていて、自分の住んでいる北海道では馴染みが薄いですが本州ではかなりレースでもシェアを伸ばしているメーカーであることが判りました。

オフロード初心者の自分には馬力も重量も、経済性もバランスが良し。

早速、ショップに連絡を取り購入時購入パーツやAI撤去等相談し、総費用もほぼ確定したので、休みの日に日帰りで札幌までの遠征を計画しました。

 

日帰り遠征計画(往復600km)

さて、折角札幌まで行くのであればバイクショップも一杯あるので、一応他に目ぼしいのがあれば他にも見ておこうとネットで毎日検索しているといくつか出物が!!

ショップの所在地も調べ効率のよいルートを策定と、各車両毎の購入パーツリスト・金額表も作成する用意周到ぶり。

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でもRR4T125の購入の優位性を確認の為、当て馬を見に行く感じでした。

あくまでもこの時点では・・・

 

いざ遠征!!

早起きをして、いざ札幌!!

天気は生憎の雨ですが、この日の為に事前にガラコ施工済み。

視界に悩まされることなく札幌へ到着。

幾つかショップを巡りいざ本命のRR4T125ご対面!!

・・・の筈だったのですが、RR4T125はまさかの数日まえに売約済み。良いバイクですがなかなかニッチだと思っていたので正直意外でしたが、それだけ良いバイク、実車は観れなかったけど、注文は可能かと確認をしたらメーカー廃盤で注文不可!!

もし探すのであれば中古か在庫しているショップから購入して輸送するしかないとの事でした。でも、そうすると在庫は北海道には無く新車・中古どちらにしても、北海道までデポしてそこから自分の居住する道東までの輸送を考えると、なかなかの輸送費用。

限られた予算で考えていた、ウェア類・パーツの購入も難しくなってきます。

 

どうする!?

そう悩んでいたときに心をよぎったのは、道中で観てきたとある中古レーサー。

耳に響いたエキゾースト、スロットルレスポンス、跨ってみたときの軽さ。

正直惚れました!!

でも、250ccで維持費もかかるからハードル高いな、やっぱりRR4T125が良いなと自分を納得させていました。

RR4T125の購入が難しいと知ったあと、レーサーのあったショップに戻って購入しようか、それとも初志貫徹で費用が増えてもRR4T125か。

頭の中はグルグルで遅い昼食を食べながら考えましたがまとまらず、ショッピングセンターの駐車場で1時間ほど思考しましたが、考えがまとまりきらずタイムオーバー

時間が無くなり、帰宅することに。

4時間近くかかる帰路の間もどちらが良いかシュミレーションしますが答えはでませんでした。

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過去を振り返って

一晩明けて過去の自分の車・バイクの購入を思い出すと、いつも一目ぼれ。

特にZZR1400の時なんかは、某イタリアのバイクを購入するつもりで書類一式を持ってショップに向かう途中、某男爵の店頭に出ていたのを見初めその日の内に購入。そんな過去を振り返った自分の心の声は

 

それで後悔はしていない!!

今回も気持ちに正直に行け!!

 

そんな心の声に後押しされて、レーサーのあったショップに購入の電話をかけたのでした。